新入社員の自己啓発の落とし穴について

こんにちは。3月ですね。すでに来月入社予定の新人たちが研修にきている、という企業もあるのではないでしょうか。春だなぁと感じますね。

さて、これは毎年のように言われていることですが、『最近の若者は、モチベーションが続かなくて3年以内に退職してしまう』という問題。今年は、かなりの就職難だったわけですが、それを勝ち抜いてきた今年の新入社員は、どんな仕事観をもっているのでしょうか。アンケート調査によると、管理職クラスまで成長、出世したいと思っている人が案外多いようですよ。
具体的な新入社員の声としては、「自己啓発でスキルアップしたい」、「資格を積極的に取得したい」、「一人前の社会人として、早く認められるようにマナーを身につけたい」など、自分自身を磨き上げるために努力することを重視する、堅実な考え方の新入社員が多いようですね。

しかし、そんな新入社員が陥りやすいトラップがあります。というのも、自己啓発を行うことや、資格取得そのものが目的となってしまう場合があること。もちろんそれらは決してムダではないのですが、こういった自己啓発や資格取得というのは、ビジネスのための道具、ツールであって、決して何かを成し遂げるための「目的」にはなりえないからです。

新入社員にとっては、仕事を通じて希望や夢がかなうのであればたいへん理想的ですが、仕事と自己啓発そのものは異なることだというのを教えること、そして、仕事をしていく上で、もしも学んだ自己啓発や資格が活かせるのであれば、それを引き出してあげるというのも、私たち周囲の人間がコミュニケーションとしてしてやれることのひとつではないでしょうか。

達成するのが難しい目標、どうすれば?

こんにちは。年末が近づいてきましたね。
今回の自己啓発のお話しは、前回の引き続きです。もしも自己啓発しようとした時に、その目標を達成するのが難しい場合、つまりはセルフイメージ、価値観と目標が反対の位置関係にあるときは、どんな風にしたらいいかを考えたいと思います。

『無理なんだから、諦めるわ・・・。』そう考えるのも手段の一つですが、ちょっと考え方を変えてみてはどうでしょうか。
まず、自分の価値観について、焦点を当ててみてください。自分の価値観はとても大切な、大きな存在だと思います。場合によっては、掲げた目標と、価値観を比べてみたら、目標の方はそんなに強い思い入れがないものだった、自分の価値観の方が重要だった、と気付くこともあるんです。
ですから、自己啓発で達成が難しい目標については、まずは自分の価値観と比較してみてください。「それでも自分は、この目標を本当に達成したいと思っているのか?」そうやって自分に問いかけてみてはどうでしょうか。

例えば、前回のダイエットの話ですが、もしも健康上、差し支えないものであれば、部分的には食べることを優先するのもひとつの方法です。
自己啓発の目標と、自分の価値観を比較し、ようやく本当に自分が望むものが解ってくる場合も多いのではないでしょうか。

逆に、自己啓発の目標が絶対に必要な状況なものであれば、それはやるしかないでしょう。『仕事するのがイヤだけど、生活するためにはお金が必要だから、仕事先を見つけないと・・・。』こういった場合は、絶対に目標を達成する必要があるので、逆に価値観の方を見直さなくてはいけません。

自己啓発で達成するのが難しい目標って?

こんにちは。自己啓発についていろいろ学んでいます。自己啓発にはセルフイメージが大切ですよね。『自分は絶対に成功するんだ!』と自己を啓発し、信じることで、実際の目標を実現することができますから、良いイメージを常に頭の中に描いておく必要があると言われていますね。
しかし、そんな自己啓発でも、目標が達成できないケースがあるそうです。どういった場合かというと、その目標にしている事柄と、自分の中のセルフイメージが合致していない時、自己啓発を行っても、目標達成が出来ないことがあるそうです。

ダイエットをしたいと思っている女性の例があります。この女性は「年内に10キロ痩せる!」という、目標を立てました。しかし、この女性は食べる事が生きがいのようなもの。特に趣味もありません。ダイエットしなくては、と思っているのですが、今まで好んで食べていたスイーツや食事を我慢していると、どんどん仕事のやる気すら起きなくなってしまい、しまいには挫折してしまったそうです。

ダイエットをしたいと思われる方は、たいてい食べる事が大好きな人でしょう。
ダイエットを成功させるには、食事の量を減らす、抑えなくてはいけません。
食べる事が生きがいであるこの女性にとっては、大変苦しい目標ですよね。
つまり、自己啓発を行うときに、自分の価値観(食べるのが好きだということ)と、全く間逆な目標を立ててしまうと、なかなか実行に移せません。そうして失敗してしまうケースが多いようです。

目標は細分化する

こんにちは。前回は自己啓発の実践方法として、夢や目標は実現できるということお話ししました。では、実際にどのように具体化するのか、それについて今回はお話しようと思います。

これは自己啓発セミナーでも取り入れられていますが、まずは、自己啓発の目標になる第一歩、目標リストを作ってみましょう。自分がかなえたい夢、目標などを実際に用紙に書き出してみるのです。

その準備が終わったら、次はその自己啓発の目標を、もっと具体的なカタチにしていきます。目標リストに自分が書いた、目標それぞれをジャンル別に分類してみましょう。たとえば「売り上げ成績がトップになりたい」なら「仕事の目標」、
「ダイエットしたい」なら「健康・美容の目標」、
そのほかにもいろいろあると思います。「家庭の目標」「自己啓発の目標」など、自分の感覚でいいのです。

その次には、一つ一つの目標が、最終的にたどり着きたいという「第一目標」なのか、「小目標」なのかを確認しましょう。
たとえば、「ダイエットがしたい」というのが小目標だとしたら、第一目標は「いつまでも、美しく健康でありたい」ということになるかもしれません。
もしも「会社オーナーになりたい」というのが第一目標なら、それを達成するための小目標を書き加えていきます。

自己啓発では、目標をこのように細分化・分類をし、自分の夢を実現化するには、具体的にどうすればいいかということを、改めて認識する必要があります。そしてその目標を達成するために計画を立て、小さな目標を一つずつクリアしていく事で、最後は一番大きな夢がかなうんですよ。

人はなぜ成長したいのか

こんにちは。今日も自己啓発について考えていきましょう。

私たち人間は、何故『成長したい』と考えるのか、不思議に思ったことはありませんか?
人間は、地球上に生まれてきてから、常に進化し続けています。
当たり前だ、という考え方もあるかもしれませんが、人間のベース、根底には、常にチャレンジし続け、成長したいと思う気持ちがあります。

人間は、実は成長することに非常に喜びを感じるように出来ている生き物です。ですから、成長する為であれば、その為の努力や痛み、いろんな障害を乗り越えることに必死になることが出来ますし、それをクリアして自分が成長したと実感したとき、非常に快感を感じるのです。

アメリカの有名な心理学者マズローは、人間の欲求を5段階に分けたことで知られています。ちょっと下記でご紹介しましょう。
・第1段階…生理的な欲求(食べる、眠ること)
・第2段階…安全の欲求(安心して暮らしたい)
・第3段階…社会的欲求(集団に属していたい)
・第4段階…承認の欲求(人に認めてもらいたい)
・第5段階…自己実現欲求(成長したい)

欲求の段階が上がれば、求めるものがより高度といえます。
私たちが日本で暮らしていれば、第1~3段階の欲求は満たされている人が多いですよね。
でも、第4、5段階のほうはどうですか?コレを満たしている、という人はきっとそんなに多くないはずです。
まだまだ成長する余地がある、目標があるということです。
だからこそ人は、成長することに喜びを感じるのカも知れません。

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